2020.10.01
そね歯科クリニックの歯周病治療について
皆さん、こんにちは。
小倉南区東貫の「そね歯科クリニック」です。
歯周病の治療法は、「軽症と重症」とで大きく異なります。
当院ではどちらの治療も行っておりますので、歯周病にお困りの際はお気軽にご連絡ください。
今回はそんな「当院の歯周病治療」についてわかりやすく解説します。
軽度の歯周病の治療
歯周病では、重症度の関わらず、すべての患者さまに「歯周基本治療」を受けていただきます。
歯周基本治療とは、簡単にいうと口腔内の衛生環境を向上させる目的で行われる処置です。
具体的には、「ブラッシング指導や歯のクリーニング、スケーリング・ルートプレーニング」などが含まれます。
これらを地道に進めていくことで、歯周病の症状を改善させていきます。
重度の歯周病の治療
歯周基本治療を行っても症状が改善されない場合は、「歯周外科治療や再生治療」を行います。
フラップ手術
重症化した歯周病では深い歯周ポケットが形成され、通常のスケーリング・ルートプレーニングでは歯石を除去できません。
そこで歯ぐきを切開し、歯根面を露出させる「フラップ手術」を実施します。
再生治療
歯周病によって破壊された歯ぐきや歯槽骨は、「組織再生誘導法(GTR法)」や「エムドゲイン」で再生します。
歯周組織がどれくらい再生されるかは、個々人によって変わります。
また、再生療法といえども、破壊された歯周組織の機能や審美性が「歯周病になる前の状態になるわけではない」ことはご理解ください。歯ぐきの審美性にこだわりたい場合は、歯周病を重症化させないことが一番です。
ご不明な点は診療時にご説明します。
歯周病予防に勝る歯周病治療はない
当院では、さまざまなケースに対応した歯周病を実施することができますが、実際のところ予防に勝る治療はありません。
歯周病を予防してしまえば、「大切な歯周組織」を失うこともないのです。
それだけに、日々のケアや定期的なメンテナンスが何より重要といえます。
まとめ
このように、当院では基本的な歯周病治療から歯周外科治療や再生療法にまで対応しておりますので、受診を検討されている方はいつでも気軽にご連絡ください。
歯周ポケットの深さの計測や歯のぐらつきのチェックなどの検査を行い、患者さまのお口に合う適切な治療法をご提案いたします。