2021.04.15
子どもの歯の予防ケア
子どものむし歯は「進行しやすい」「永久歯に悪影響を及ぼす」といった特徴があり、できるだけ予防することが望ましいです。
そこで当院では予防中心の小児歯科治療を実施しております。
ここではそんな「子どものむし歯を効率的に予防する方法」をわかりやすく解説します。
歯科医院でフッ素塗布を受ける
むし歯予防にフッ素が有効であることは、皆さんもご存知のことかと思います。
おそらく、毎日お使いの歯磨き粉もフッ素入りのものを選んでいることでしょう。
むし歯予防をさらに効率よく行うのであれば、「歯科医院のフッ素塗布」がおすすめですよ。
当院でも行っているフッ素塗布では、市販の歯磨き粉の10倍くらいの濃度でフッ素を作用させることができます。
それだけにむし歯予防効果も極めて高くなっているのです。
シーラントでお掃除しやすくする
子どもの歯である乳歯は、大人の歯である永久歯よりも「奥歯の溝が複雑」に入り組んでいます。
そのため、食べかすや歯垢などがたまりやすく、むし歯のリスクを上昇させる要因ともなっているのです。
そんな乳歯の奥歯の溝を「シーラント」と呼ばれるプラスチック材料で埋めることで、歯磨きしやすい環境を整えることができます。
これもまた子どものむし歯を効率よく予防する方法のひとつといえます。
正しいひとり磨き・仕上げ磨きを実践する
むし歯を予防する上で最も重要なのは、「毎日の歯磨き」です。
お子さま自身が行うひとり磨きだけではなく、親御さまが行う仕上げ磨きも正しい方法で実践することで、磨き残しも大きく減少します。
そういった正しいケア方法は、歯科衛生による「ブラッシング指導」で身に付けることができます。
まとめ
このように、お子さまのむし歯を効率よく予防するのであれば、フッ素塗布やシーラント、ブラッシング指導といったプロフェッショナルケアを受けることをおすすめします。
そね歯科クリニックの小児歯科は、予防中心の歯科医療に力を入れております。