2023.05.17
【顎関節症】歯ぎしり・食いしばりから歯や顎を守る「マウスピース療法」とは
こんにちは。
小倉南区東貫の「そね歯科クリニック」です。
顎関節症や歯ぎしり、食いしばりの治療法にはいくつかの種類があり、その中のひとつに、マウスピース治療があります。
歯ぎしりや食いしばりを放置して慢性化してしまうと、痛みが強くなるだけではなく、お口の中や全身への影響もでます。
一体、どのような影響がでるのでしょうか。
歯ぎしりや食いしばりをしていると、知らずしらずのうちに、歯には自分の体重と同じくらいの大きな負担がかかります。
そのため、だんだんと歯ぐきの近くの歯がすり減ってくるのですが、そこへ冷たいものや歯ブラシが当たるとしみる症状がでます。
噛むことで、お口周りの筋肉や顎まわりの筋肉が発達し、エラが張ったような顔の形に変化する可能性があります。
お口周りの筋肉と首や肩、こめかみまでの筋肉がつながっています。
そのため、歯ぎしりや食いしばりで筋肉が血行不良となり、肩こりや偏頭痛、腰痛の原因となります。
治療方法としては、歯に負担をかけないようにすることです。
しかし、日常で癖になっている食いしばりを意識的にやめることはできても、寝ている間の歯ぎしりは本人の力だけでやめることは難しくなかなかできません。
そこで、マウスピース治療があります。
就寝時にはもちろん、日中起きている時に、歯ぎしり用のマウスピースを装着する治療です。
マウスピースを使用することで、歯ぎしりや食いしばりを治すというわけではありませんが、歯にかかる負担を減らすことができます。
歯への負担を減らしていきながら、頬杖をつくことやストレスをためないことなど、できることから改善していきましょう。
小倉南区東貫の「そね歯科クリニック」では、歯ぎしりや食いしばりのために、専用のマウスピースを使用したマウスピース治療を行っております。
お口だけでなく、肩こりなど全身の症状や日常生活でお悩みのかたは、一度ご相談ください。