2022.09.20
【矯正歯科】悪い「かみ合わせ」が引き起こすたくさんの問題について
こんにちは。
小倉南区東貫の「そね歯科クリニック」です。
将来、お口や全身に影響がでる問題のひとつに、かみ合わせがあります。
「見た目が悪い=かみ合わせが悪い」とイメージするかと思いますが、かみ合わせが悪いのと見た目とは同じでなく、上下に顎のズレがない状態でかみ噛み合っているかどうかです。
かみ合わせが悪いことで、どんな問題が起こるのでしょうか。
●むし歯や歯周病
かみ合わせが悪いということは、歯がきちんと並んでいないということです。
物がよくかめず、汚れも溜まりやすいのでむし歯や歯周病のリスクをあげてしまいます。
「8020」を聞いたことがありますか?
厚生労働省と日本歯科医師会が「歯の健康を生涯にわたって保って幸福度の高い人生を送るために、80歳までに20本の歯を残しましょう」と、提唱して開始された運動です。
8020を達成している人は、ほぼ正常なかみ合わせの人であることが、8020達成者とかみ合わせの関係を調べた多くの論文によって報告されています。
それだけ、かみ合わせとむし歯や歯周病へのつながりは大きいといえるのです
●顎関節症
左右でかみ合わせのバランスが悪いと、顎の関節への負担も左右で違ってきます。
一方にばかり負担がかかってしまうことで、そのうち、お口が開けにくくなったり、お口を開け閉めすると顎がパキッとなったりする、顎関節症の原因になります。
●頭痛、肩こり、腰痛
顎の筋肉と首の筋肉、肩の筋肉はつながっているため、左右どちらかの負担が大きいと、筋肉の負担が首から腰まで広がり血液の血行不良が起こることで、頭痛や肩こりの原因となります。
●消化器官の不調
食事の際に前歯で物をかみちぎり、奥歯で物をすりつぶして細かくなった物を胃へ運びます。
しかし、かみ合わせが悪いと上手く咀嚼(そしゃく)できず、細かくなっていない状態で胃へ送るため、消化器官の負担が大きくなり、胃腸炎などを引き起こしてしまうリスクがあります。
●顔のゆがみ、たるみ
左右でかみ合わせのバランスが崩れると、お口の周りの筋肉がの発達するのバランスも崩れ、顔がゆがんだり、たるんだりと見た目にも変化がでるのです。
正しいかみ合わせに導くための治療法として、歯科矯正があります。
小倉南区東貫の「そね歯科クリニック」では、顎の成長を利用した小児矯正から大人の矯正まで、何歳からでも始められるよう、さまざまな種類の矯正治療を行っております。
まずは、お気軽にご相談へお越しください。