コラム|小倉南区の歯医者|そね歯科クリニック

診療時間
8:30~13:00
14:30~18:00

休診日:日曜、祝日
祝日がある週は、水曜もしくは土曜の午後に
臨時診療を行う場合があります。

〒800-0224
福岡県北九州市小倉南区
東貫2丁目18-27

tel. 093-474-0001
insta
  • インスタ
  • 地図
  • メニュー
     
     

2022.05.02
子どものすきっ歯がひどくなってきたけど、大丈夫?

こんにちは。
 
小倉南区東貫の「そね歯科クリニック」です。
 
 
子どもの歯の生え変わりが始まり「ママ、歯が抜けた!」と言われるとき、いよいよそんな時期になったんだと成長を嬉しく感じる瞬間ですよね。
 
しかしこの時期、子どものすきっ歯を心配されている親御さんは結構多いのではないでしょうか。
 
子ども自身、それを全く気にしない子もいれば、気にして口を開けて、笑うこともためらっている子もいます。
 
親御さんも、このままにしていて大丈夫かと心配になるかもしれませんが、歯にすき間があるからといって、必ずしも異常とは限りません。
 
 

子どもの歯のすき間は成長の過程!心配いらない?

子どもの時の歯(乳歯)は20本、永久歯は28本あります。
 
歯の生え変わり時期の歯間にすき間があるのは、決して異常なことではありません
 
乳歯に比べると永久歯は大きく、しかも本数も多いのです。
 
生え変わり時期に隙間がない状態だと、将来的には新しい歯が生えてくるスペースがなく、それこそ大きな問題です。
 
この時期、特に上の前歯にすき間があるのは珍しくはありません
 
このすき間は、いずれ生えてくる永久歯のためのスペースだと思ってください。
 
 
けれども中には、要注意のすきっ歯もあります。
 
 

すきっ歯になってしまう原因

子どものすきっ歯には、次のような原因があります。
 
・骨の中に余分な歯が埋まってしまっている
 
本来、生えるはずの無い過剰歯があり、それが埋まったままになっているため、前歯のすき間が治らなかったり、生えるべき永久歯が萌え出てこられない場合があります。
 
 
・新しい歯が生えてこない
 
永久歯が生えてこないまま、すきっ歯の状態になっているケースでは、原因は不明ですが、もともと永久歯がない場合もあります。
 
 
・唇の内側の筋がいつまでも長い
 
大人も子どもも関係なく、上唇の内側の中央に、歯ぐきに向かって伸びている筋があります。2歳ぐらいまでに太くなり、前歯の間に届くほど伸びています。
 
普通は成長とともに上顎が成長し、その筋もだんだん小さくなってくるのですが、歯が生え変わった後も、まだ筋が歯と歯の間に入り込んでしまっていて、すきっ歯の原因になっていることがあります。
 
 
・舌に悪いクセがあるため
 
食事をしている時など、つい、舌を前歯の裏に押し当てて飲み込むクセがついてしまっている場合があります。
 
その影響で歯と歯の間が広がり、すきっ歯になっている状態です。
 
 
すきっ歯になる原因としては、こういったことが挙げられます。
 
永久歯に生え変わる時期にすきっ歯になるのは、決して珍しいことではありません
 
しかし、中には治療した方がいいケースもありますので、早めに歯科を受診しましょう。
 
 
お子さまの歯の症状が気になる場合は、いつでもお気軽に「そね歯科クリニック」の小児歯科までご相談ください。